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プロバイダーとは

JPTECプロバイダーとは、JPTECの内容を理解し実践できる者をいいます。資格取得には、JPTECプロバイダーコースを受講し、所定の基準を満たしていると認定された方が、JPTECプロバイダーとして、当該指定地域組織に登録されます。登録の有効期間は、登録を受けた日から3年を経過した日の属する月の月末まで(資格更新はこちら)です。

プロバイダーコースの内容と到達目標

プロバイダーコースの到達目標は、病院前救急医療の現場におけるロード&ゴーの概念を理解し、各段階において必要とされる観察・処置を見落としなく迅速に実施できるようになることです。コースは、座学、実技、実技達成度評価および筆記試験で構成されます。

具体的には、本コースを受講することにより、我が国における外傷死亡の実態や外傷診療システム、防ぎえた外傷死(Preventable Trauma Death:PTD)の概念、ロード&ゴーの概念を理解し、外傷現場において適切かつ迅速な観察、ロード&ゴー適応の判断、生命危機に関わる外傷の処置を正しく実施できるようになること、さらに傷病者の重症度と緊急度の違いを理解し、傷病者に応じた観察・処置と医療機関の選定、適切かつ迅速な搬送ができるようになることを目指します。

プロバイダーコースの受講資格

1.消防吏員

2.消防吏員以外の救急救命士

3.医師

4.歯科医師(救命救急センター又は救急病院の救急部門に属する者に限る。)

5.看護師及び准看護師

6.診療放射線技師、臨床検査技師及び薬剤師で、災害医療派遣業務に従事するもの

7.警察官、海上保安官及び陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の自衛官で救急業務、救助業務又は災害医療派遣業務に従事するもの

8.救急救命士法第34 条第1号から第3号までの規定に基づき救急救命士の受験資格を得ることができる学校若しくは救急救命士養成所、大学医学部又は看護学部及び看護学校(准看護学校を含む)の学生又は生徒で最終学年に属しているもの

詳しくはJPTEC定款・施行規則をご覧下さい。

受講に際しては「JPTECガイドブック」が事前の学習や事後の復習に大いに役立ちます。

コースプログラム

コースプログラムの一例を紹介いたします。

あくまでもコースの例ですので、そのコースにより詳細は異なります。

時 間 内  容
8:30〜 受 付
9:00〜 開会・オリエンテーション 開会挨拶、コース内容、施設利用説明
9:10〜 講義とデモンストレーション
10:10〜 ユニバーサルブース
11:20〜 スキルステーション1
12:10〜 スキルステーション2
13:30〜 スキルステーション3
14:15〜 スキルステーション4
15:00〜 シナリオステーション
16:15〜 試験(前半)
17:10〜 試験(後半)
18:10〜 修了式・講評
18:30 解 散

講義は通常、大きな会場にて全員で受講して頂きます。

スキルとシナリオステーションはいくつかのグループごとに割り振られた各会場で実施して頂きます。

また、スキルによっては床に寝ていただくことがありますので、汚れても良い服装でご参加下さい。

コース内容について

各コースにより様々なプログラムでの指導が行われていますが、ここでは規程に定められている項目内容について、少し説明します。

座学の学習内容
(1) 外傷総論  外傷の疫学、JPTEC(ロード・アンド・ゴー)の概念、外傷システム
(2) 観察処置総論 外傷傷病者の観察処置の流れ、デモンストレーションと解説
(3) 観察処置各論 状況評価、初期評価、全身観察、局所観察、詳細観察、継続観察

実技の学習内容
(1) 観察要領 初期評価−全身観察−詳細・継続観察
(2) 気道管理
(3) ヘルメット離脱
(4) 頸椎カラーの装着
(5) ログロール
(6) (腹臥位からの)体位変換
(7) バックボード固定
(8) 緊急処置 フレイルチェスト、開放性気胸、腸管脱出、穿通性異物、骨盤骨折、止血
(9) 車外救出
(10) シナリオ・ステーション 状況評価から詳細・継続観察まで

コースによって座学および実技の学習内容に付加することがあります。
座学の一部をJPTEC プロバイダーコースe-learning(以下「e-learning」という。)に置き換えて実施することがあります。
コースの総時間は7時間以上となっています。ただし、座学の一部をe-learningとする場合の総時間は6時間以上となります。 複数日にわたって行われるコースもあります。

試験について

プロバイダーコースでは、筆記試験があります。
75%以上の正解でプロバイダー認定基準を満たします。
事前勉強の際には「JPTECガイドブック」及び各コースの運営部から届く、「プレテスト」に必ず目を通しておいて下さい。

また、実技試験はありませんが、実技達成度評価というスキルのチェックをコース中に行います。
各スキルはコース中に出来るようになります(それがコースの到達目標です)のでご安心ください。

JPTEC協議会が提供する他のコース

>>> ファーストレスポンダーコース

>>> ミニコース

>>> インストラクターコース

>>> プロバイダー資格更新コース

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